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スパインの決定
”スパイン(SPINE)”とは、脊柱・脊髄・山の背を意味する。
すなわち、ここではロッドのバランスをこう表現し、キャスティングの際に発生する横ぶれやねじれ・回転を押さえる重要な作業だ。
1,バランス確認
まず、何故こんな作業を行わなければならないかと言うと、自然の産物を人間が手作業で形を整えていく訳であるから、 正確な直線を削り出すのはほぼ不可能なので有る。
その為、トップ写真からも判る通り、湾曲部分には強い部分と弱い部分が発生する。
つまりは、これらが起因してブランクに振り子の力を加えると、その力に耐えられなくなった弱い箇所がひずみを起こし、必要以上にしなるって訳。

バンブーロッドの場合、どこにガイドを置いても良い訳では無く、ロッドの弱い(柔らかい)部分に取り付けなければならない。
 
トップ・バットセクションをいろいろな角度に繋ぎ変えて、振る、振る、振る。
そうこうしている内に、妙にバランスの取れた面が見つかるハズ。それが、そのロッドの持つ”スパイン”だ。
見つけ出したら、ガイドを取り付ける前面にマジック等で印を付けておこう。