[ホーム/渓流遡行ガイド]



【 カムループス (Kamloops) 】 カナダ/ブリティッシュ・コロンビア州

対象魚 レインボートラウト/ブルックトラウト/ブラウントラウト
釣果程度 ☆☆☆☆☆
混雑程度
サイズ ☆☆☆☆☆
総合評価 ☆☆☆☆☆
解禁期間 禁漁期間は基本的に無い
ライセンス料 C$32.10-(8 Day Angling)
カムループスの湖にて(レインボートラウト)

カムループスは、バンクーバーから東に約300Kmの距離にあるブリティッシュ・コロンビア州内陸の町。(町の詳しい情報は、Yukio's Fly Fishing from CANADA がお奨め)
この周辺には大小200もの湖が点在し、飛行機から眺める景色は圧巻で、まさに水の都といった感じ。このほとんどにはトラウトがいるらしいが、規模が小さく冬に全面結氷してしまう湖には 生息していないようだ。
フライフィッシングのベストシーズンは、5〜6月との事だが私が行った7月でも十分満足出来る釣りが出来たので、時期にあまりこだわる必要はないと思う。ただし冬は別。ご承知の通りカナダの 冬は厳しく、厚さ40cm程の氷で覆われてどこが湖だか解らなくなってしまうので、言うまでも無くフライフィッシングは出来ない。
尚、初めて訪れる際には、ライセンスの規定やフィッシングエリアの選択など、問題が多々発生すると思われるのでフィッシングガイドに面倒を見てもらうのが賢明だ。

「バンクーバー国際空港」

所要時間は、成田空港から約10時間。
バンクーバーは、日本人が多く住んでいる地域なので、日本の食や情報には全く困らないし、日本語が使える店も数多く有る。
空港からダウンタウンまではタクシーで約20分程、料金は15ドル前後。
「カムループス空港」

バンクーバーから国内線で約50分。レンタカーを利用した場合は約4時間のドライブとなる。

「カムループスの全景」

右上にを流れるのがトンプソン川。ここで”スティールヘッド”を狙う方は、解禁・禁漁があるので注意。解禁日は定かでは無いが禁漁は毎年1月1日から。
「カムループス・ダウンタウン」

町の中心部分。こじんまりとした雰囲気の中にも、立派なオフィス街があり、洒落たカフェも数多くある。
住みやすそうな町だ。
「カムループスでの滞在先・Leduc家」

作者がいつもお世話になるB&Bで、フィッシングガイドの友人宅。
小高い丘の住宅地に建ち非常に眺めの良い所。
「Leduc家の家族紹介」

ご覧の通り、みんなとても気さくな方々。
特に、Gene(ご主人)手造りの「チェリーワイン」は格別。
「フィッシングショップ・FINE FLIES」のオーナー”Graham Johrson”さん

私の面倒を見てくれるフィッシングガイド御用達の店。カムループス市内にある。
Johrson さんの巻くフライは、とにかく丁寧に作られ長持ちする事で定評が有る。用意されているフライは、ウェットフライが多く、サイズは #6〜#8 が主、値段は C$ で1ドル前後。
「カムループスの湖にて」

写真がこの湖でのアベレージサイズ。
フライについてはその日その日で反応が変わる様で、昨日のヒットパターンが今日はサッパリといった感じなので、当たるフライを探し出すまでが大変だが、いざヒットフライを見つけてしまえば後はこっちのもの。飽きる程釣れる。
フライは、FINE FLIES ショップで購入したグリーン系の”リーチ”に良い反応があった。
「スティールヘッド」の剥製

カムループス市内に有る日系3世のフィッシングショップに飾ってあったもの。
聞くところによると、なんでもトンプソンの最高記録なんだとか。左に見えるリールと比較して頂ければ、その大きさが想像出来ると思う。

ただし、昨今は事情が変わってスティールヘッドはキャッチ&リリースのみ。キープは出来ないのでくれぐれも注意の事。