【世附川(よずくがわ)・土沢(つちさわ)】
神奈川県西部(2018年03月24日)
対象魚 詳細情報は酒匂川漁協のページを参照
釣果程度
混雑程度
サイズ
総合評価
備考 神奈川県の秘境。西丹沢の甲相国境尾根(こうそうこっきょうおね)に端を発する県内外問わず有名河川の1つ。
世附川の詳細は、世附川・大又沢(2018年04月26日)の冒頭を参照されたい。
土沢は、世附川本谷に合流する中流に位置する渓。車止めから土沢までは大凡1時間程度なので、数ある枝沢の中では比較的車止めから近い位置にあるので入渓しやすい渓の1つ。
以外と土沢の流程は長く、地図を読む限り非常に魅力的な渓に映る。だが、悲しいかな魚影は薄い。
この日はまだ早春故に、活性が低かった理由が手伝っていたのかも知れないが、それにしても最盛期に何度も出掛けているのに、ボーズばかり…
以上から、土沢での釣果はあまり期待しない方がよい。
「マーキングマップ」
3月24日、現地9時過ぎに到着。
こんなに寒い中、釣りをしている人はまだ少ないだろう等と高をくくっていた。結果、ご覧の通りいい沢は既に先行者によってマーキング済み。仕方無く、先約の無い土沢へ出掛ける事に。
うわぁ、土沢か…ここ釣れたためし無いんだよなぁ…
やはり釣れない沢は、みんなよく知っているのだ。
たぶん今日の釣果は期待薄…だと思う。
「山百合橋から本流を望む」
訪れる度に神奈川にもこんなに魅力的な渓があるんだなぁとしみじみ思う。
「土沢への下り口」
平坦に近かった林道がいつしか勾配を増し、徐々に本谷と林道との高低差が広がる中、1時間程で土沢への降り口に到着する。
これは釣り人や登山客の為のものでは無く、上流の取水口に繋がる東電のメンテナンス道路。有り難く拝借させて頂く。
「土沢を望む」
降り始めて直ぐ下方に土沢が見えてくる。
「土沢に繋がる吊り橋」
渡って左方に流れ込む渓が土沢。
「土沢出合いから上流を望む」
いかにもフライに飛び出してきそうなポイントが連続し、非常に雰囲気の良い渓である。
「土沢出合いから上流を望む」
底石はコケがなく、とても歩きやすい。
今シーズンからウェーディングシューズをSIMMSのビブラムラバーソールに変えた。このシューズはコケが無いとちゃんとグリップしてくれるので踏ん張りが利く。フェルトソールに比べてとても軽いし歩きやすい。
とは言え、結局はゴムの靴底な訳だから、少しでもコケがあるともうアウト!一切の踏ん張りが利かなくなり面白いように滑るので、スタッド(スパイク)を打たなきゃ怖くて歩けない。
一長一短である。
「2本目の吊り橋」
橋の右たもとを2頭のシカが横切って行った。オレもあれだけ俊敏な動き出来たらなぁ…

この辺りで、やっとフライに反応があった。ような気がした…
でもその後が続かず。再びだんまりの状態が続く。
「3本目の吊り橋」
取水口手前のプールで、ようやく本日初めてのヒット!
と言うか、土沢での初めての釣果なので非常に嬉しい。
これまで過去4回に渡ってここで釣りをしてきたのに、今までただの一度も釣れた事が無かったから、もう魚は居ないのだろうと思っていた。それだけに今日のこの釣果は感慨深い。
だが、ここまで釣れないと、とにかく疲れるのだ…
「1本目の吊り橋にもどる」
1尾の釣果を得たのでこの時点で土沢を諦める。1尾釣ったとは言え不完全燃焼状態なので、少し本谷を探ってみようと思い出合いまで戻る。

吊り橋キワの斜面を滑り降りている途中の事だった…
右膝がカクンと外れ、ひねった状態で体重がヒザの1点に掛かった事で、「ミシミシッ」と鈍い音と共に電気が走った様に激痛が走る。 そのまま斜面下まで転がり落ちて、その場から動けなくなった。しばらくジッとしていたが、右足を動かそうとするだけで苦痛で顔がゆがむ。
「林道まで這い上がる途中(今朝撮影したもの)」
古傷の骨をまた折ったか…?とにかく痛みで身体が動かせない。周りに誰もいない。携帯は圏外。これはマズい事になった…
担架に乗せられて救助隊に運ばれる想像をしたりなんかして、それだけは、そんなみっともない事だけは避けなきゃとの思いで気力を振り絞り、ほふく前進に近い状態で何とか林道まで這い上がる。
適当な枝を見つけて杖をつき、5キロを4時間掛けて何とかクルマまでたどり着いた。昔、鉄砲水にさらわれて生還した時の事をありありと思い出しながら、ひたすら、とにかくひたすら足を引きずり歩き続けた。
クルマまでたどり着いてホッとしたのもつかの間、果たして運転して横浜まで帰れるんだろうか?
不安な気持ちとは裏腹に、アクセルとブレーキは踏むことが出来たので何とか帰宅出来た。
しかし、翌日から再び病院通いを強いられる事に。
シーズン最初から最悪である……
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