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【野反湖】 (10月) 群馬県・北部
対象魚 イワナ・ニジマス・アユ・コイ
 ※提供 : Masumi Nagumoさん



ブルーバックレインボー(ハヤでも結構)の写真、誰か提供してくんないかなぁ...


※後日談:
先日、”ついに”と言うか”やっと”「写真を貸してあげてもいーよ」と申し出て下さった方のご厚意に甘えさせて頂き、 晴れてこのページがカッコついたので有ります。
感涙...
いやぁ、Masumi Nagumoさん、感謝感激です。有り難う御座いました。
それにしても、綺麗を通り越して不思議な雰囲気を醸し出してますよね。
釣果程度 無し
混雑程度 ☆☆
サイズ 無し
放流実績 無し
総合評価 ☆☆☆☆
解禁期間 5月1日〜11月10日
入漁料 日釣券(前売り)・¥1,000-/日釣券(現場売り)・¥1,500-/年券・5,500-
備考 標高1514mの上信越高原国立公園特別地域に有り、群馬県の湖と言えども、ほぼ新潟との県境に位置する。
緩やかに水面に没するまわりの岸から判る通り、おわんに溜めた水というよりは、平たい皿に薄く張った水を想像すると、この湖のイメージが沸く。
参考 天候及びフィールド状況 → 午前5時到着時点で晴れ微風
                  気温−2℃、水温未測定

使用タックル →        ロッド・#5 SAGE SP586
                  ライン・#6・シューティングヘッド
                         (シンキング)
                  リーダー・アムコア4X直結
                  使用フライ・いずれも#6の
                             ゾンカー、
                             マラブー、
                             リリーメイ、
                             八ヶ岳スペシャル他

いつも渓流をブイブイ言わせ、釣れても釣れなくとも、取りあえず源流まで足を運ばなくては気が済まないスタンスの釣りをする私にとって、 レイクフィッシングと聞けば、まるで東京湾の中から100円玉を見つけだす様な感覚が脳裏を離れず、どうしても馴染めなかった。
だって、そうでしょ。沢のちょっとしたプールしか見慣れていない自分にとっては広すぎるんだもん。しかもあんな小さなフライで...
ところが4年程前、カナダ・ブリティッシュコロンビア州内陸の町、カムループスでのレイクフィッシングを体験してから、見方が少しばかり変わった。
それからというもの、カナダでの思い出を胸に、ちょくちょく湖にも出向く様になったが、日本では全く釣果に恵まれない日々が続き、そのギャップから レイクフィッフィング熱は冷めてしまった。
そんな当時、躍起になって揃えた高番手のタックルを久しぶりに取り出すと、一路MLメンバーが待つこの地へクルマを走らせるのであった。


ここは、時間の流れが他と違うのが良い。北米の湖に魅せられて何度か通ったあの懐かしいのんびりとした雰囲気にどことなく似ているのだ。
ちっとも釣れなかったけど...


「野反峠休憩所から湖を望む」

到着午前5時の時点で、気温は氷点下2度。
こんな環境下に於いて、ドライフライでの釣りが釣果に結びつくと聞くから信じられない。今回はシューティングヘッド・シンカーしか準備して来てないのに...
現にあちらこちらの沖合で、ボワン、ボワンと発生するライズを見ると、どうやら他のフィールドで通用する理屈がここでは通らない様だ。
「休憩所から八間山(標高1,934m)を望む」

山肌は、クマザサが密集している為に一見コケが生えているかの様に緑色で覆われ、その中を白樺の低木が生い茂る。

ちなみに野反湖は、周囲:12Km、最大水深:39m (六合村公式ページを参考)
「ダムサイトから野反峠を望む」

この右奥の野反湖第一キャンプ場脇に流れ込む”ニシブタ沢”は、イワナの自然繁殖を支える為の措置として、弁天橋から終年禁漁区間に設定されているので、該当区域内での釣りは くれぐれも注意の事。
ニシブタ沢手前にも”カメヤマ沢”と呼ばれる小さな流れが有り、ここの流れ込みはバックキャストが長く取れるポイントとして人気が有るらしい。
「第一駐車場から”ツツジ見晴し”を望む」

私がエントリーしたのは、"ツツジ見晴し"から"テン場"までの約50m区間。
六合村公式ページに記されている各ポイントへは、いずれもササヤブの中に付けられた踏み後を利用出来、目的の釣り場へは 難なく行ける。
ぬかるみが多いので、ながぐつ・ウェダーは必須。
「ダムサイトを望む」

オフ会に参加したメンバーがハヤを釣ったが、それ以外は釣果に結びつかなかった。幹事役の行商人さん曰く、もっと気温が下がった方が良いとの事。
また、湖は例年と違いほぼ満水状態らしいので、少なからず水位も釣果に影響していた様に思う。
さてさて、この手にブルーバックレインボーを納められるのは、いつの事やら...