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対象魚 | ヤマメ/イワナ |
釣果程度 | 釣った事が無い為”不明” |
混雑程度 | ☆☆☆ |
サイズ | ”不明” |
放流実績 | ”不明” |
総合評価 | ”無し” |
解禁期間 | 3月1日〜9月30日 |
入漁料 | 日釣券(前売り)・¥800-/日釣券(現場売り)・¥1,200-/年券・¥4,000- |
備考 | 釜無川の合流点から最上流部に至るまで大小無数の砂防ダムが建設され、お世辞にも自然の残る川とは形容しがたい。 流れる水がきれいなだけに、腹立たしさも倍増する。 |
何故こんな川に変貌させるのか私は理解に苦しむ。 こんな事が地元の活性につながっているのだろうか?利益をこうむるのは、政治家とゼネコンだけではないか。票が集まれば金が集まれば何をやっても良いのか? もう、いい加減にしてほしい。うんざりだ... 以前、土木事務所から堰堤地図を入手した事が有った。「富士川砂防工事事務所管内図」と呼ばれるものだ。それによると、釜無川水系だけ(笛吹川や塩川・早川水系は含まない)に存在する大型の堰堤は220基に及ぶ。これらに規模の小さな堰堤を加えれば、正に星の数ほどの堰堤・砂防ダムが存在する訳だ。 もう1つ目を疑ったのは、自然河川、いわゆる行政の手が加えられてない(自然の残る)河川が存在するエリアには、”重荒廃地域”と明記されているのだ。つまり、役所の感覚で言うと、 堰堤や砂防ダムを建設してない場所は”危険”との理屈が成り立つ様だ。酷い話だとは思わないだろうか? 確かにこの地域は、昭和34年の台風7号と15号(伊勢湾台風)によって立て続けに大きな水害に見舞われ、当時の河川氾濫による浸水被害は甚大だったらしい。流失全壊家屋約2,000戸、死者行方不明者約90名... この様な観点から砂防を眺めた場合、確かに一部については必要な工事なのかもしれないが、現況は度が過ぎる。 隣を流れる小武川と同じく、我が山梨県に於ける自然破壊の典型的な河川が、この大武川だとお考え頂いて宜しい。一度くらい話のネタに、ここ大武川を覗かれてみては如何 だろうか?階段状に建設された堰堤を目の前にすれば、きっと言葉を失うハズだ。 |
【汁垂沢】 駒自然センターから始めの分岐を右に折れるとこの沢伝いに上れる。 大武川本流筋に比べると比較的堰の少ない沢で、こちらの方がまだ渓流釣りらしさを楽しめる。 遡行してすぐに”クマに注意”の朽ちた看板有り。遭遇するしないは別として、結構不安をかき立てられる... 問題の魚影については、何尾か岩に逃げ込む姿を確認出来るものの極めて薄く釣果も期待薄。また、この汁垂沢上流にも、腰を抜かす程に巨大な砂防ダムが建設されている。 |
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【一ノ沢】 川っ面にひかれて、魚影を確認しようとかなり奥深くまで遡行して見たが、魚が居着いている形跡無し。 |
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「国道20号線から8Km地点」 堰堤!堰堤!堰堤! |
「国道20号線から11Km地点」 堰堤!堰堤!堰堤! どこまでも透き通る水の色は、隣の尾白川に引けを取らない程に美しいのだが、無数に作られた砂防ダムの影響で、辺りは建設当時の廃材と上流から流れてきた砂利が一面を覆う。 |
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「国道20号線から11Km地点」 堰堤!堰堤!堰堤! |
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「国道20号線から12Km地点」 ここが赤薙沢との分流で、現在車で上れる限界点。ちなみに、この上でどんな工事が行われているのかを確認しに徒歩で奥に入って見ると、赤薙沢の水源を越えたそのまた先にまで 段々堰堤を作ってやがった... 何が”危険”だ!危険なのはお前らの”頭”だろう。 |