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2004年6月19日〜27日 : 北海道日高山系


8日目(6月26日)


さぁ今日帰るぞぉー、娘たち待っとれぇ〜。
苫小牧発は18:45なので急いで車を出す必要は無いのだが、帯広市内で気の利いた土産を買いたい(今ある土産と言えば、豊似川上流で摘んだフキ15本と パンケアイアン沢で汲んだ北海道の天然水20Lのみ^^;)し、途中良さそうな渓が有ったらちょいとロッドなぞ振ってみようか等との魂胆で、 余裕を持って午前8時、コスモール大樹を出発。

国道両脇の果てしなく続くとも見える広大な牧草地を疾走。窓を開けると顔に当たる風が心地よい。
うんうん、こういうシチュエーションではパットメセニーが似合うなぁ。
にしても、一体今度はいつ来れるのだろうか。出来るなら飛行機+レンタカーではなく、時間は掛かっても今回のようにやはり自車で北海道入りしたいなぁ。このパターンだと 荷物の量を気にするのは、きっと豊似湖くらいだろうし。^^;
帯広は今まで通過して来た小さな町とは違って、さすが地方都市だけの事はある。なんなくエッジ一発接続。
とにかく気になっていたメールをチェックすると200件くらい溜まってた...
えんらい時間を掛けて受信したのは言うまでもないのだけれど、ムカつくぜ添付ファイル。
でもまぁ問題有る内容は目に留まらなかっただけでもよしとするか。
ホッと胸を撫で下ろしたところで、六花亭に立ち寄りおかんからリクエストの有った「バターサンド」「霜だたみ」「チョコマロン」「大平原」「ホワイトチョコレート」 「ひとつ鍋」「ももとせ」「リッチランド」「白樺羊羹」「万作」(<いくらかかると思っとんぢゃい)を購入。
滞りなく支払いを済ませた後、ポイントをためると六花亭オリジナルグッズと交換できるポイントカードは如何ですかって言われたって...
昔とは似ても似つかぬ近代的な建物に変貌してしまった帯広駅のロータリーで一服。
どことなく閑散としていた。昔はもっと街全体がどやどやしていて活気が有ったもんなんだけどなぁ。
もっとも今のフジマル(デパート)が別の場所にある頃の相当古い思い出話ではあるのだが...
もうすぐ学生が夏休みに入ると、この街も一気に旅行者で賑やかになるん...をを、そーいえば駅の脇にあった「カニの家」は何処へ行った?帯広ユースは?

その後、帯広−芽室−清水から日勝峠を越えて沙流郡に入ると、なんとも言えない渓流美を醸し出している沙流川が流れてるぢゃないのよぅ。 R274から適当な側道に飛び込み、脇を大型トレーラーがビュンビュン行き交う川原で30分くらいフライを流してみたのだけど、なーんも釣れんかった...
その後、日高町役場近くのラーメン屋で塩バターラーメンをかっ込み、苫小牧港へは午後4時着。乗船手続きまではまだ1時間もあるではないか。 仕方なく#8でタックルを作ると目立たぬよう埠頭奥へ行く。なーんも釣れんかった...
ヒマぢゃ...思わず出発ロビーの売店で、”クマ出没注意”の灰皿を買ってしまった。^^;680円なり。

帰りのフェリーはとっても悲惨だった。
行きと同じく寝台が確保出来、ひと通路に3名だけのゆったりスペースは快適な船の旅を約束してくれるハズだったのだが...
「ハズだった」とは、隣の人のイビキがうぅ〜るさいのうるさくないのって...んな計算までしていなかったって意味。
ヤイヤイ、こんな部屋割りをした商船三井の担当者、恨むぜー。帰りの道中、寝不足が祟って事故起こしたら責任とってもらうからにゃ。
でも、時折イビキが収まる間があって、その時だけ寝られた。
無呼吸症候群だった。


翌13:30。定刻に大洗港到着。
車両甲板から下船した時、まだカーナビのモニターは苫小牧港を映していた。^^;
小雨が降るなか東水戸道を激走し、八潮料金所まではスイスイだったが、五十日でもないのに新宿まで3時間近くも要してしまった。首都圏の道路は最悪である。
何かに付けゴモクソ文句を垂れながら、19:30、無事に我が家へ到着。
庭ではコロがちぎれんばかりにシッポを振っていた。

今回の北海道釣行について、手短に感想を述べさせて頂くなら、「北海道は梅雨あるゾー!」。