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2005年7月8日〜15日 : 北海道日高山系 猿留川
はじめに
初日(8日)
2日目(9日)
3日目(10日)
4日目(11日)
5日目(12日)

はじめに


いやぁ、忙しさにかまけているうちにとうとう季節は7月に突入してしまった。その間に釣りへ出掛けた回数はたったの3回。 そうこうしているうちに、気付けば今シーズン終了なんて事態に陥るのであろうか。そうに違いない。ヤバいのである。
で、アセり悩んだ挙げ句に、今年も北海道釣行を決意。このナイス判断を躊躇していたら、楽しい釣り時を逃したままシーズンオフに突入してしまうのは目に見えている。 毎日毎日、一生懸命に仕事をしている訳であからして、ここは1つ自分へのご褒美という事で...などと自分に言い訳するところが、自分でも 「一人旅行は後ろめたい」と認識している証拠なり。


今回の釣行では、カヌー^^;とは、またひと味違った機動力を確保する事とした。その名は「ホンダ・ゴリラ」。
数年前に購入し、余りのトロさ加減にイヤ気を覚え、それっきり倉庫でおねんね状態だったアイテムである。
思い切って持って行くべぇか...
何故、思い切らなければならないのかと言うと、ハッキリ言って運ぶのが面倒くさいんですわ。予備ガソリンを積み込まなくてはならない他にも、 倉庫から引っ張り出して整備するのも大変なら、積み込むスペースを考えるのも大変。ラダーレールを常に携帯しなければならないし、ダウンベルトを 引っかけるフックも付けなきゃならんし、車に積み込むのも大変。結わえ付けるのも大変。ほどくのも大変。車から降ろすのも大変。etc.etc.etc......
それとね、公道ではおっかなくて乗れたもんぢゃありませんぜ。だってみんなアオるんだもん。怖いねぇ...
さて、ここまでのイヤ気を押してまで持って行きたい理由とわっ、これいかに。

目的の渓は去年と同じく猿留川。しかも滞在期間中は、あっちゃこっちゃ移動などせずに、猿留川オンリーで釣りに明け暮れようかと画策中。 ところがですねぃ、この渓は流程が結構長くて、しかも鬱蒼と茂った周囲の原生林は全エリアに於いて「ヒグマ出没注意」なのに丸腰はかなわんわなぁ。 幸か不幸か、鋼材運搬用の林道が上流にまで入っているので、クマにかち合ったらゴリラにまたがって逃げるべし。ヒグマの群れをけ散らして。
この緻密に計算された危機管理計画を元に、ゴリラを大いに活用し、数日間日高の山中で行動するのである。もう勝ったも同然だわな。わは、わは。
そうそう、それともう1つ素晴らしいアイテムがあるのだ。新兵器「garmin社製 GPSmap 60CS」。とは、高性能ハンディGPSの事なんである。
日本全国の1/25000日本道路地図が標準装備されているのが非常に宜しいばかりか、何より購入に踏み切った最大の魅力は、カラーディスプレイの採用・防水と共に、 登山に必要不可欠な日本地形図10mメッシュの地図データがラインナップされている点。
で、またオモチャが1個増えたのだけど、一言で「オモチャ」と片づけてしまうには、これがすさまじく高価。思わず「高っ!」と口をついて出てしまったわさ。驚愕の叫び。
(釣りなんて行ってないのに、こんなもんばっか買って。^^;)

「大洗<=>苫小牧」のフェリーは、ネットで空室状況を確認すると、行きの2等寝台欄に「×」の記号が。うっそぉ!ショック、ショック。
大広間で見知らぬ人たちと長い時間を過ごすのは、少しばかり落ち着かないので、可能なら自分だけの空間が確保できる寝台を希望したい。 ダメもとでと思い、予約センターに電話すると、行きも帰りもアッサリ2等寝台ゲット。何ちゅーシステムや。^^;
車種を確認され、車高は180cm以上ありますか?車幅は?と繰り出される質問に淡々と答えていく。最後まで全長を聞かれる事なく予約番号が申し渡され、 利用料金が提示されて予約手続き終了という...。何ちゅーシステムや。^^;
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