[ホーム/釣り紀行/6月23日(3日目)] |
北海道十勝周辺 : 2017年06月20日〜28日 |
6月23日(3日目) |
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【ピョウタンの滝近くでニジマスゲット】 |
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今朝は快晴。 思えば北海道に来て初めての晴れじゃんね!やっぱり天気がいいとテンションが上がるよなー! |
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【野塚川】 早速身支度を整えて、近くの野塚川へ向かう。 どのポイントを覗いても、以前は沢山あった好ポイントは何処へやら…川はどこも砂礫に覆われて、チャラ瀬が続くだけの変化の無い川に変貌していた。 なんじゃこりゃ… 暫くして、やっと気付いた! 昨日の広尾川と言い、この野塚川と言い、これらの場荒れは昨年北海道を襲った台風による水害の影響だったのだ… 北海道で収穫されるジャガイモが底をつき、ポテトチップスの原料が無くなった事で、一時商品の生産中止が話題になった事は記憶に新しいが、水害の現実を直視する事になる決定的な状況が目の前にあった。 水害の爪痕は凄まじいものだった… 橋は落ち、流れは大きく変わり、川岸は永遠と思えるほど押し流された倒木が |
重なり合って、とても釣りを楽しめる光景では無くショックだった。 悲しい光景だった。 そんな中、砂礫で埋め尽くされた川からもチビヤマメが沢山釣れる事が、数少ない好転的な材料であった。 早く復活して欲しいと切に願う。 |
【札内川(ピョウタンの滝)】 壊滅的な野塚川を目の当たりにして落ち込む。 さて、次はどの川へ行こうか… 隣を流れる豊似川に行こうかとも思ったが、たぶん野塚川と同じ惨状だろうと想像すれば、同じ様な光景を見るのは苦痛だった。 吟味した結果、ピョウタンの滝へ。 ここは札内川の上流に位置し、観光名所となっているところだが、この時期はシーズンオフだから観光客でごった返すなんて事は無いだろうと勝手に判断。 マツダ試験場を過ぎ、どこまでも続く村道の直線を走っているとスピード感覚がマヒし、ついつい速度オーバーしてしまう。気をつけねば! 時々左手眼下に広がる川原は、どこまで行っても広く水を満々とたたえる大河であった。こんな大きな川じゃ釣りにならないなぁ… もっと上流へ、もっと上流へ、行けるところまで上流へ! |
ピョウタンの滝に到着してみると、案の定、観光客はまばらだった。 そりゃそうだ…今日は6月の平日だもんな… 滝の上を覗くと、こんなに上流まで来ているのに、まだ川原の広い大河の様相が続いていた。おまけにこの数日の雨が影響して増水気味で、とても釣りが成り立つ状況では無かった。 ここで潔く札内川本流を諦め、キャンプ場脇を流れる支流にターゲットを絞る。 いざ入渓! 釣り上がって直ぐに25〜26cm程度のニジマスが釣れ出す。「なんだ、ニジかぁ……」 あまり有りがたくない釣果の連続に、眉をひそめながら釣り上がるものの、ニジマス以外の魚種が釣れる事は無く、適当なところで見切りを付けて納竿。 今日は中札内の道の駅に宿泊予定だが、風呂を探しに帯広市内まで来てしまった。それにしても「水光園のオベリベリ温泉」は気持ちのいい風呂だった… 入浴後、再び中札内の道の駅へ戻り、食事の準備をしていると、となりに泊まっていた軽バンの持ち主が「となりだから一晩宜しく!」と、ご丁寧に声を掛けて下さった。 聞くと、はるばる和歌山県から来られたその方は89歳!"エゾカンゾウ" の花の写真を撮りにこの時期になると毎年1人で車中泊しながら北海道旅行しているそうな。 いろんな意味で、オレはまだまだだなぁ…と思った。 北海道の道の駅は、どこも旅行者のクルマで沢山だ。 |
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