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放流実績は年間合計
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周辺地形図 | 数値地図から描画したCG | 紹介区間トータルデータ |
この川を訪れて、いわゆる”ボーズ”を喰らった事は無い...ぃゃ、ちょっと言い過ぎたかも (^^; でもそれくらいに期待を裏切らない川である事に違いは無く、夏の最盛期にはイブニングでスーパーハッチに遭遇する事も多々ある。 皆さんは経験お有りだろうか?このスーパーハッチなるものを。それはそれは、スゴいですぞ! 巨大な”蚊柱”の中に立っている様なもんで、カゲロウが目にも口にもひっきりなしに飛び込んでくるので呼吸もままならない。でもって魚達は、あっちでもこっちでも 狂った様にライズを繰り返し、ジョウダンだろ?と思ったのは、足下でライズをしたバカ魚がいたくらいだ。 ここは、そんな自然が色濃く残る絶好のフライフィッシング・フィールドである。 ちなみにワタクシは夏の時期、毎日の様にここを訪れる。 なぜかと言うと、5時ダッシュで車をブッ飛ばすと、上手くいけば約25分でこの大門川に到着するのだ。すかさず準備を整えて入渓するのが5時35分〜40分頃で、 優に1時間半は釣りが出来ちゃうのであるっ! いいでしょ!?!? |
『MOSSBACK』 大門川を語る前に、まず先にここをご紹介しなければならない。 喫茶店”モスバック”のマスターは、大門川を知り尽くしたフライフィッシングの達人。 初めてこの川を訪れる方は、ここのドアをたたいてみると良いだろう。親切丁寧にその時期の釣り方やポイントをアドバイスしてくれるハズだ。 メニューの1つである”イワナ定食”は、マスターご自身が毛鉤で釣り上げた大門川の魚のみを出している。 清里からR141を野辺山方面に向かっておよそ3分、右手の焼き肉屋とコンビニの並び |
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「浅川」地区 写真は、西原上の”大滝橋”付近を撮影したもの。 この辺は、大門全流域で一番魚影が濃いと思われる場所。 季節やその日のコンディションにもよるのだろうが、フラットに続く緩やかな流れからは、アベレージサイズ24〜26cmの良型が期待出来る私の一番お気に入りの場所。 ただし、エントリーが難しく大滝の真下に降りた後、川のサイドを高巻く様に下流に移動しなければ、魚に悟られてしまう。 *下流からのエントリーは、断崖絶壁により不可能。 |
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「平沢」付近、下流部 平沢近辺では、この辺りが入渓者の数が一番多い所。 その為か、主流部よりもサイドからの小さな流れ込みの奥に良型が潜んでいる傾向が高い。 渓相は、上部が開けた所が多いため、長めのロッドを使用しても問題無いが、型が細かい為、番手の小さいロッドがおすすめ。 アベレージサイズは、18〜22cm位だが、たまに尺上が上がる。 |
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「平沢」付近、上流部 ”千ヶ滝”下の大堰堤までは、ここからゆっくり釣り上がって約6時間のコース。 堰堤の直下は、尺前後のイワナを3〜4尾確認しているが、スレている為かドライフライに
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「野辺山高原カントリー倶楽部」付近、下流側 エントリーポイントは、1Km程下流の学校寮入口交差点手前の藤沢橋からとなるが、この橋から入渓地点までは徒歩15分〜20分程度。途中 小海線の線路を横断し”宮司の滝”前方に出るルートをとる。 そこから写真撮影地点までは、ゆっくり釣り上がって約2〜3時間のコース。 渓相は、上部が開けキャストは比較的楽。 もしも途中でランディングしたい場合は、途中に左手より1カ所国道に出られる獣道があるのでこれを利用すると良い。(これ以外から抜けるルート無し) ポイントは、所々に瀞場が点在し、ロングキャストが可能なプールも多々有る。 |
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「野辺山高原カントリー倶楽部」付近、上流側 ここより上流部は二手に分かれ、以遠は下流に比べると魚影が極端に薄い事は否めないが、右手の沢を釣り上る方が釣果を望める。 ゆっくり釣り上がると、ここから約3時間で小海線の赤い鉄橋に出る。 さらに以遠は「行くな」とは言わないが釣果は無いので念のため。 ちなみに、大門川の最源流部はスキー場で有名な、あの”キッズ・メドウズ”の脇にまで遡る。 以前、ワタクシはこのキッズまで遡行した経験が有る(物好きと思って頂いてケッコウ!)のだが、小海線の鉄橋以遠は全く釣果はなかった。(爆) 以上、参考にされたし。 |