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【早川】 山梨県・西部

*早川漁協については放流実績を公開していない為、詳細は不明
*「対象魚」については早川水系全域を指す
対象魚 ヤマメ/イワナ/ニジマス/コイ
釣果程度 ☆☆
混雑程度
サイズ ☆☆
放流実績 不明
総合評価 ☆☆☆
解禁期間 3月16日〜9月30日
入漁料 日釣券(前売り)・¥800-/日釣券(現場売り)・¥1,200-/年券・¥4,000-
備考 間ノ岳に源を発し、日本で2番目に高い山”北岳”を周回しながら富士川に注ぐ、
山梨県西部では一番規模の大きな川。

ひとくちに”早川”と言っても行程が長い為、このページでは下流部から西山温泉までの約25Km区間をご紹介する。
出会いから上流に約15Kmまでの間は、本流富士川に引けを取らない程の大河で、沢釣りを好む作者にとってこの区間は釣りの対象河川としていない為、釣果は不明であるが、 早川漁協の関係者によると相当良い型のヤマメが生息しているのだとか。
ただし、いたるところに建設されている発電所の影響で、通年にわたって水量は安定しておらず、ひとたび雨が降ると濁りが激しい。
作者お勧めのポイントは、西之宮地区以遠である。この辺りまで来ると相変わらず川原は広いものの透明度が増し、度々魚影を確認出来る様になる。

釣果については、あまり上流に行くと逆に西山温泉から流れ出る硫化水素の影響か、魚影が無くなってしまうので、前述した”西之宮””黒桂””新倉”の周辺を狙うのが一番面白い。

この辺りで釣れるのはヤマメのみ。

「遅沢」

”遅沢”と言っても河川名では無く地名。
写真は、国道52号を西山温泉方面に右折し、早川橋を渡った辺りで撮影したもの。
「早川第一発電所」

早川橋かや約2Km上流に位置する。
ここで取水された水は、身延の波木井発電所に送られている。
「早川大橋」

西之宮の上流にあり、下流で紹介した”早川橋”から数えて初めの橋なので直ぐにわかる。
本流を狙う場合は、この橋からエントリーし、上流新倉までの約4Km区間が一番面白い。
「新倉橋から上流を望む」

釣りが楽しめるコースは、この先に有る早川発電所上の内河内川合流点まで。
ちなみに、この橋を渡り林道を登ると恐怖の”黒桂河内川・上流”へのルートとなる。(^^;
「内河内川合流付近」

地理的には、早川発電所の直ぐ上にあたる。
この辺りは小ヤマメが多い。
「田代入り口から上流を望む」

この写真も、早川発電所の直ぐ上にあたり、小之島トンネルを抜けた橋の上から撮影。現在、旧道は閉鎖されており、通行禁止になっているので注意の事。
「西山温泉」

この辺りまで来ると、釣果は経験上ゼロ。やはり、温泉から沸き出す水質に影響があるものと思われる。

”西山温泉”は、県内でも有数の古湯として名高い。聞くところによると、かの武田信玄も入湯したとか。