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「大武川・篠沢出会い」
篠沢橋から下流に向かって、今来た林道を徒歩で戻る事10分。
右下に大武川の流れが見える頃、適当な斜面を滑り降り川原へ。流れから極力離れて歩かないと、魚を散らすことになるので慎重に。抜き足、差し足、忍び足。
下降地点から大武川・篠沢出会いまでは5分といったところか。
冒頭で記した通り、以前は前日(3月1日)程度の雨ごときで濁りが入る事は無かった。しかも白濁しているではないか。 |
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「出会いから50mほど」
水の色は、近づけば近づくほどキタねーのだけれど、案の定、他人様の足跡は皆無。今シーズン、ここへの一番乗りはこのオレ様ってか。
なんか期待出来そー。
3月では、まだ木の葉が無いので見通しの利く渓に見えるが、夏場は両サイドとも鬱蒼とした木立に囲まれてしまうので、短いロットの準備は必須。 |
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「出会いから100mほど」
本日のタックルは、Sage XP 390 のロッドに、クライマックス 7x のリーダー + クライマックス 7x のティペットに、迷うことなく結びつけたヘアズイアー 12番。
大げさに3番を持ってくる理由なんてなかったのだけれど...
さっき、クククンっとわずかに引っ張られるマーカーの動きが気になったのみで、釣り初めから30分程経過したが、未だ釣果無し。
なんかちょっとアウェーな感じー。 |
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「中間地点付近」
写真手前の流れ込みで、ようやく本日の初ヒット。
10cmそこそこの小ヤマメではあるが、大きさは別としてボーズを真逃れた安堵感で気持ちが楽になる。
んでも、水が冷たいからなのか、濁りによる影響なのか、ヘアズイアーを食い物として認識していないのか、よく分からないけど渋いっすなぁ... |
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「中間地点のちょっと先」
釣り初めから役2時間。我が輩の大切なヘアズイアーを7個もロスしてしまった。全て枝に引っかけ回収不能に。やはり9フィートロッドは、ここでは長すぎる。
ゴモクソ文句を垂れながらキャストを繰り返していると、マーカーが沈んだまま浮かんでこない事に気付くが、どうせまた根掛かりだろうとゆっくりロッドを立てる。
と、ティップを介して生命反応が!「ををーっ、久しぶりのアタリだよーん♪」しかも重いし。
目ん玉をハート型にして、思いっきり引っこ抜く。気持ちよくー引っこ抜くと、ランディングネットに収まったのは、25cmのビッグワン(アマゴ)。
思わずイキそうになる。 |
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「篠沢橋を望む」
そうこうしている内に、ゴール地点の篠沢橋に到着。
ケツの毛まで抜く勢いで、ポイントというポイントをしらみつぶしに探索し、丁寧に時間をかけて、ここまで約2時間強の道のりだった。
ドライフライの叩き釣りならば、30〜40分も有れば余裕で橋まで到着出来る距離である。
橋下のプールは、いつも良い反応が有り、今日も期待していたが全くの無反応。
釈然としない思いが残るものの、でも、でも、25cm出たからいーべさ。 |