[ホーム/渓流遡行ガイド] |
対象魚 | ヤマメ/イワナ | |
釣果程度 | ☆☆ | |
混雑程度 | ☆ | |
サイズ | ☆☆☆ | |
放流実績 | ヤマメ・75,000尾/イワナ・30,000尾(稚魚のみ) | |
総合評価 | ☆☆☆ | |
解禁期間 | 3月1日〜9月30日 | |
入漁料 | 日釣券(前売り)・¥800-/日釣券(現場売り)・¥1,200-/年券・¥4,000- | |
備考 | このページでは、”塩川”で公開したエリアの更に上流、黒森以遠をご紹介する。 | |
参考 | 天候及びフィールド状況 → 午前5時半入渓時点で晴れ無風 気温2℃、水温5℃ ハッチ少々 使用タックル → ロッド・#2 SAGE SPL282 ライン・#2(SAGE専用ライン) リーダー・クライマックス7X ティペット・アムコア8X 使用フライ・#14のヘアズイアー #12フェザントテール #10クロカワムシイミテート |
ゴールデンウィークに突入したとゆーのに、いまだニンフで釣りしてるのはこのワタシだっ。 素直に下流でドライを流してればあの感触が再び蘇って来ることは明らかなのに、どうしてもまだ春遅い上流へ、その上流より更に上流へと足が向いてしまうのは自分でも 理解に苦しむ時が有る。 早朝、出掛けに部屋の中にオオマダラが飛び込んでいた事も見ておきながらの行動なので、こりゃ重度の源流症候群ですな。 そんなこんなで、毛糸の帽子をしっかり準備して、早朝5時に到着したのは瑞垣山ふもとに位置する黒森地区。案の定、クルマの外気温計は2℃を指しており、到底ドライ フライでの釣りなど望める状況に無いので、迷わずニンフをフライボックスから取り出した。 はっきり申し上げて、ここ塩川の源流部では良い釣果はあまり期待が出来ない。訪れる度に、きっと今日は...とにわかな期待を胸に入渓する事が通例となって久しいが 未だかつて、いわゆる爆釣体験をした記憶は無い。 今回もご多分に漏れず、早朝5時半に入渓しランディングするまでの約5時間に於いて、トップ写真のイワナ・26cmを筆頭に全部で4尾と相変わらず振るわない釣果に、 やはりここはこんなもんかと思ってしまった。 渓相については、所々に堰堤がそびえるものの、上が開けキャストは容易に出来るのでフライを無くす心配はあまり無いが、これから緑の濃くなるシーズンは、木々が覆う ヶ所が目立つ様になるので、念のため短いロッドを準備される事をお勧めする。 |
「エントリー地点」 塩川ダムから信州峠方面に約15分で、目指す塩川源流に到着する。 途中の自然学校付近は、右に左に「をを、いいポイントぢゃん!」と思わず発してしまう渓相と平行するが迷わず無視しよう。この辺りで釣果が期待出来るのは シーズン始めの3月までで、早い時期にほどんどの魚は抜かれてしまうので、せっかく入渓しても”ピー”だの”ボー”だのは免れない。 いいんやっ、このワタクシが言うんだから間違いない! 辺りに”(瑞垣山)みずがきやま”、”黒森”の看板が目に付く様になったら、信州峠への道から右折する。表札を見落とさない様注意の事。 |
|||
「遡行から1時間の渓相」 塩川の上流は、写真の通り巨岩ゴーロ帯だ。ふっと”黒桂河内川”のゴーロ地帯を思い出すが、あそこまで
|
|||
「遡行から約3時間の渓相」 ここに来るまでに、途中2つの堰堤を越えた。いずれも、右崖を利用する事によって、容易に高巻きが可能。 釣り始めてから既に3時間も経つのに、釣果は上述の1尾のみ。もう今日はダメかなぁと思いながら、写真中央の深場にフライを投げ込んだ1投目で、ゆっくりと 右下にマーカーが沈んでいった。根掛かりかと思いながらも軽くアワセてみると、水の中から魚信が...「をを」 (これがトップ写真のイワナ) |
|||
「遡行から約5時間で行き着く2段堰堤」 早朝の気温が低かった理由で、下は5mmのウェダーに、上は厚めのシャツにトレーナー、更にジャンパーを羽織った姿で遡行していたが、さすがに5月に入ると 午前9時をまわった頃からグングン気温が上がり、ここに到着した午前10時の時点で気温16℃。 疲労困憊の中、堰堤下のプールに投げ込むと、マーカーに飛びついて来たイワナに、「これはドライでいける!」と確信し、すかさず”アダムス”に結び変えて キャストを繰り返すが全く反応は無く、渋々ニンフに結び変えて捕ったのが、15cm、17cmのイワナ2尾だった。今回はまだ早い時期だったので、そこそこ の釣果は得られたが、真夏に入ると著しい渇水状態になり、チョロチョロ水と化す。ここを訪れるなら真夏前までの時期に限る。 以上、参考にされたし。 |