北海道行き当たりばっ旅(2019年06月28日〜)
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7月03日(6日目)
【稚内駅】


今日は川探しと移動で1日が終わってしまった…
あっち行ったりこっち覗いたりで、結局一度もウェダーを履かなかった。

興味深い事に、留萌より稚内までの間で日本海に流れ込む流域は、暑寒別川を最後に川の趣は渓流から泥炭湿地の中を流れる濁りのキツイ泥水の川となる。 全てを確認したわけではないのだが、これらはどこまで上流へ移動しても状況は変わらなかった。 これは地質の理由によるところなのだろうが、釣り欲を欠く事は否めない。
なんか釣れるんだろうかと思い、三毛別川の上流にかかる橋の上から、試しにフライを投げ込んでみたら、おーきなウグイが釣れた。25センチくらいあったと思う。
これでは釣果は期待出来ないと判断し、今日の釣りは諦めた。余った時間を利用して、昔から行ってみたかった「苫前三毛別のヒグマ事件現場」を訪れてみる事に。


苫前の市街地から事件現場までは20キロ以上の距離がある。車で移動しても結構な時間がかかる距離なのに、大正4年当時、 開拓民はどうやってこんな奥地まで移動してきたのだろう。それもそうだが、何故こんな山奥を開拓する必要があったのか、 何故ここを選んだのか…強制移入させられたのか…海岸線には広大な土地が広がっており、当時はまだまだ未開の地が多くあったに違いないのに。目まぐるしくいろんな思いがよぎっては消える。 犠牲者が不憫でならない。

現場を見学後、苫前にも羽幌にもりっぱな道の駅と温泉があるので宿泊には困らないけど、時間がたっぷりあるのでここで一泊するより、いっちょ稚内まで移動してしまおう!

夕方無事に稚内に到着。ギャンギャン飛ばしたらすぐだった。今日の宿泊先は稚内駅前の道の駅。
夜、適当に入った市街の居酒屋で1人飲んでいると、隣の老夫婦からイカ焼きの差し入れを頂き、それをきっかけに仲良く遅くまで深酒。

明日は一度行ってみたかった猿払川だ。
チョーどでかいイトウ釣っちゃうんだかんね。
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