北海道行き当たりばっ旅(2019年06月28日〜)
7月02日(5日目)
【留萌駅】
いくら川っ面の雰囲気は良くても全く釣れないってオチはこれまで経験した事数知れず。
期待半分フライを流し始めると、数投目で流れの流心に入ったフライがスプラッシュライズとともに視界から消える。
反射的にアワわせると、重たい魚信が右手に伝わる。
よっしゃ!ヒット!!
と、いきなり何度かエラ洗いをやらかしてくれて暴れまくる。は?もしかしてニジなんじゃねーの???の予想は的中。
一発目で型の良いニジマスがヒット。
その後、良い型のヤマメが立て続けにヒット。
ここ、なんてポテンシャルの高い川なんだ?平日だからなのか、自分以外の釣り人は全くいない感じで、終始この川を独り占めできたことが嬉しかった。
本日の釣果、ニジマス1尾。ヤマメ多数。イワナ多数。
さて今日は留萌を目的地に決めて夕方に市街地入り。
市内に銭湯がある事を知り、まずは風呂へ直行…とシャッターが閉まって営業してない!?他を検索すると、少し山側に入ったところに神居岩温泉なる宿泊施設がある事を知り、まずはここへ急ぐ。
留萌周辺には道の駅が無いようなので、今日は留萌駅の駐車場で一晩を明かすことに。
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道の駅たきかわを6時に出発。新十津川を経由して今日は日本海側に出る予定。
途中、いかにも渓相のいい川が目に入り、徳富川(とっぶがわ)と言う名前の川であることを知る。
側道に入りダンプの往来が激しい中、適当なところに車を停めて、これより上流から入渓する事にして、しばらく林道を歩き上を目指す。
両脇からせり出して来るイタドリが邪魔をして先がよく見えない。こう言うところでクマにご対面なんて避けたいので、何度か爆竹を鳴らしながら先を急ぐ。
30分くらい歩いただろうか。どこまで歩いても背丈ほどあるクマザサが気色悪くて、なかなか入渓地点を定められないでいる中、いきなり右手奥に畑が広がり、 脇に軽トラックと農家さんが1人作業をしている光景が目に入る。
こんな山奥で?
驚いた反面、心細かった気持ちが多少楽になる。ありがたい。
この畑の脇からいざ入渓。するとそこには好ポイントがいくつも広がる絶好の渓相が広がっていた。