北海道行き当たりばっ旅(2019年06月28日〜)
6月28日
29日
30日
7月01日
02日
03日
04日
05日
06日
07日
08日
09日
10日
11日
12日
7月07日(10日目)
【オチカバケ川】

今日からいよいよ知床。
北海道入りして以降、朝から快晴なんて日は初めて。なんか知床がオレを歓迎してくれてるよう。
今日も移動距離が近いので、余裕ぶっこいて9時に起床。その後、コインランドリーで洗濯したりなんかして余裕のひと時。
昨日から滞在していた斜里町のすぐ近くを流れる遠音別川(おんねべつがわ)に目を付けたが、どうもここは周年禁漁区に設定されている河川らしいので、 さらに隣のオチカバケ川へ移動。
R334から川を覗くと、いたって規模は小さいが、なんか釣れそうな雰囲気のある川だ。
早速身支度を整えて海岸の波打ち際から入渓。


と、いきなり17〜18センチの腹の黄色いイワナをゲット!ん?よく見るとオショロコマじゃん!嬉しい!!
こういう釣れ方は、知床ならではだろうなぁ…
さらに釣り上がる。ポイントとおぼしき箇所からはほぼ予想を裏切られる事なくコンスタントにオショロコマが釣れる。
最初の砂防堰堤に行き着く。ここまでは開けた渓相だったが、この堰堤の上流は一気に薄暗い森の中を釣り上がる感じだ。
森林の雰囲気に少し躊躇したが、さらに上を目指して釣り上がる。堰堤上の状況は、下流より数が減ったもののその分型は大きくなった。 平均22〜23センチといったところだろうか。ここまでの釣果は全てオショロコマだ。
さらに300メートルほど上がっただろうか…
二つ目の堰堤を目の前にしてこの川での釣りは終了。
オチカバケ川はオショロコマの沢だった。

【チャラッセナイ川】
さらにウトロ方面に車を走らせると、やがて右手にオシンコシンの滝が目に入ってくる。知床の名瀑として名高い。
2本目は、この滝の上の沢「チャラッセナイ川」を釣ろうって魂胆だ。
上に行くと、それはそれは小さな小渓流だった。ただ水量が多いので、けたたましいと感じるほどに沢の音が凄まじい。


早速釣り出すと、いきなりオショロコマがヒット。しかもさっき釣ったオチカバケ川の個体よりも、体色があざやがで、紺色、オレンジ、赤のコントラストが鮮やか。
魚影もすごい。こんな小さな沢に一体何匹生息してるんだろう?

【岩尾別川】
存分にチャラッセナイ川を釣った後、ウトロに向けて移動。
今回の紀行文冒頭で記した、学生時分に訪れた北海道旅行の際に岩尾別ユースホステルにも泊まった。 当時、ここから眺めた目の前を流れる岩尾別川の印象が今も色濃く残っている。
現地に着くと、岩尾別ユースはどうも閉館してしまった感じ?どう見ても営業してる風には見えない。 だとしたら、懐かしい思い出の地なので、ともし火が1つ消えたようで寂しい。


サケ・マス孵化場の少し上から入渓。
先ほどの川と違って、ここでは良型のヤマメが面白いほどに釣れた。
今日の釣りはもう十分である…

今晩宿泊に利用させてもらう予定の道の駅・うとろシリエトクに移動。
夕方の日の暮れ始め、適当に響くウミネコの鳴き声…なんかもの悲しい………

Copyright 1999 ADAMS Yamanashi JAPAN