北海道行き当たりばっ旅(2020年06月18日〜)
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6月21日(4日目)
曇り模様も手伝ってか、ホテルを出ると涼しい風に包み込まれて、思わず頭の中がシャキッとする。 北国の朝はいくら夏といえども肌寒く、ひんやりした空気が心地いい。

それにしても昨日は酷かった…

温泉に浸かって夜グッスリ寝た事で、やっといつもの調子を取り戻した。原田くん、ととのいました!
#もう酒はやめた

なにせ昨日は1日をふいにしてしまったので、今日から本来の姿に戻したい。
昨日素通りしてしまった猿留川(さるるがわ)に舞い戻ろうか迷ったが、最近の猿留はあんまり釣果が良くない印象が強い中、 帯広から片道100キロ以上を移動するだけの価値はないと判断して今回猿留は捨て。
帯広市内で2〜3の用事を済ませた後、昼前に戸蔦別川(とったべつがわ)へ向けて移動。
ここは帯広市内からも近く、ビックサイズのレインボーが釣れる事で名高い渓だが、数年前に入った時は台風にズタズタにされた渓相を見て、釣りを諦めてしまった。

今回入渓するポイントは、道道216号(八千代帯広線)を使い、上帯広・八千代を経由して南西へ約36キロ。ちょうど日高山脈の際の辺りだ。
実際にポイントに到着すると、連日の雨続きで水かさが増し、ドードーと流れる川に圧倒されてとてもロッドを出す気になれない。
様子見を兼ねてもう少し上流に移動する事に。

川と林道がくっ付いたり離れたりを繰り返す中、ここなら川に降りるのに楽だなぁと思う場所には、だいたい釣り人のクルマが駐車していた。
ライバルが多いのもそのはず。考えてみれば今日は日曜日だ。

適当なエントリー箇所を探しながらさらに奥に進む。
舗装路からダートに変わってすぐ、横幅何車線分の広さだろうか…ただっ広い道に変わり、その道の左右には何棟ものバンガロー風の建物が立ち並ぶ光景が目に入る。
ん?キャンプ場か?とも思ったがピンときた。違うのだ、そうではなくて、以前新聞か何かで知ったのは、中国人がここ拓成町の広域の土地を買い漁り問題になっているというもの。 現在のところ目的は不明だそうだ。
こんな山奥の人里離れた場所で、人目をはばかりコソコソと一体何をしているのか?
不気味である。

早々に通り抜け、さらに先に進む。適当な釣り場が見つからないまま、道道との分かれ道からもう10キロ以上も奥に入ってきた。
さすがにここまでくると釣り人はいない。
ようやく橋のたもとから川に降りられる箇所を見つけ、ロッドを振り出す。
綺麗な深場が広がっている申し分ないポイントだ。

気温13度。すぐに手が届きそうなほどに雲が低い。小雨が降り時々ガスに包まれる中、プールの流れ込みに向けてアダムスパラを投入。
何投目だったか、大きな魚体がフライを追いかけてくる姿を確認。フッキングに至らないのでよく分からないが、雰囲気的に多分ニジだろうな…と思った。
それから更に何投目かでついに掛けた!
トリプルゼロのロッドがしなる。をを、コリャおーきーんじゃないか??なんとか手前に引き寄せてめでたくゲット!
よく見ると、そいつは予想していたニジマスではなく、尺オショロコマだった。
やったぜ、幸先いいーーっ!
その後、爆竹を鳴らしながら500〜600メートルほど釣り上がっただろうか。
オショロの他にニジマスも含まれてはいたが、10匹以上の素晴らしい釣果に恵まれた。

ふと我にかえって時間を見ると、なんと17時を過ぎている。
夢中なっててこんな時間になってるとは気付かなかったが、辺りはすでに薄暗くなり、風にあおられたガスが真横にサーーーっと流れては途切れる…
どこからともなく太くて低いフクロウのなきごえが耳に入り、あまりの気色悪さに慌ててクルマに戻る。

今日も帯広駅周辺のホテルを予約したので、一路来た道を市内に向けて移動。
チェックイン後は、ホテル近くの「鳥せい」で焼き鳥とビールを注文……

誰か分っかるように話ししてやってくれや。

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