北海道行き当たりばっ旅(2020年06月18日〜)
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このところ朝ホテルを出ると、セイコーマートを探してホットコーヒーを買うのがルーティンとなった。
と言ってもセイコーマートはそこらじゅうにあって、石を投げればセイコーマートに当たるといった具合なので、探すのはわけない。

今日は、3日も居座った帯広を離れて釧路方面にに行ってみたいと思う。途中でいい川があれば寄るし、良さそうなホテルがあれば、その時の気分で宿泊してもいい。

昨日一昨日山の中を走り回ってクルマが恥ずかかしいほどに汚れているので、まず何より給油と洗車を済ませる。

北海道のガソリンスタンドは、店によって値段の差が激しい。同じレギュラーでも、あっちの店は123円かと思いきや、少し先では142円だったりする。 時には「セルフ会員121円」と表示されているのに、実際の請求は110円なんて事もある。これはどうやら機械が壊れているという事では無いようで、 他の町のどこかの店でも同じようなことがあった。
もう一つ面白いのは、単価に小数設定されている店が多い事。例えば「レギュラー 119.6円」といった具合だ。
ところ変われば…である。

北海道に上陸して今日初めて晴れた。やっぱり陽の光を見るとそれだけで理由なくテンションが上がってしまう。

昼過ぎに釧路着。
昔のフェリーは、東京の晴海と苫小牧を結ぶ便のほかに釧路航路ってのもあって、昔はよく利用したものだった。それだけにこの街にはよく来ているのだが、 釧路はいつ来てもスカッと晴れていた記憶がない。空がぼんやりしていると言うか、半日陰状態なのだ。
真夏に関東地方がうだるように暑い日の天気予報で、釧路の最高気温だけ21度なんて表示されてる画面をよく見るのは、こんな釧路特有の天候が影響しているんだろうと思う。

釧路湿原にはたくさんの川が流れ込む。
釧路から弟子屈に向かう道中、その中の1本の川に入ってみる事にした。
幌呂川。
この辺りは勾配が緩いので、どれも好き勝手に蛇行を繰り返し、長い年月をかけて出来上がった渓相は、終始穏やかな流れ。 音なくとうとうと流れる様は、少なくとも山梨・神奈川には無い川っつらだ。
自然に敬意を払いながらありがたく入渓。
しばらく眺めていると、30メートルくらい先でライズを確認!
タックルがトリプルゼロ番なので、とってもそこまで届かず、ゆっくりポイントに近づき周辺を探る。 しばらくそんなこんなを繰り返し、やっと掛けた!
と、ウグイだった…マジ…
あわよくばイトウなんてきてくれるとってな期待半分でロッドを振っていたので落胆がすごい。
その後もウグイを2匹釣ったところでジ・エンド。 ここは残念だが、次の釧路川に期待しよう。

弟子屈に移動し、釧路川に入渓。
何ヶ所か河原までクルマで降りられる場所があったけど、そういうところは必然的に入渓者も多いだろうとふんで、あえて林の中を突っ切り川に降り立つ。
散発的だがライズは確認できる。理想はあっちこっちで、ドボン!ドボン!なんだけどな。

しばらく粘るが、散発ライズも無くなってしまって全く反応も無し。
川に入ったのが17時近かったこともあり、時間が無くてポーズで切り上げる羽目に。

結局今日1日の釣果はウグイ3匹だけか…

今日は「道の駅 摩周温泉」で車中泊。
摩周温泉と名前がついてるので温泉に入れるのかと期待して来てみたら、この施設にそんなの無いんだとさ。
足湯はあったけど入らなかった。

それにしてもクルマで旅行している人たちの少ないこと…ざっと見た感じ10台くらいだろうか。去年とはまるで違う。

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