北海道行き当たりばっ旅(2020年06月18日〜)
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6月24日(7日目)
同じ道の駅に宿泊している旅行者が、あちらこちらで活動を始めたらしい4時に一旦起床。
みんな朝早いなぁ…
もうちょっと寝させて………zzz
8時起床。
曇り。12度。また曇りか…

今日は斜里川の所々を覗きながら、夕方にはオホーツクに出て斜里町あたりで一泊しようか。
そんなざっくりとした予定で行動したい。

まずはルートの途中にある川湯温泉と硫黄山に寄る。
帯広の子供たちは遠足で硫黄山に行くのが定例だと、帯広在住の親戚に聞いたことがある。
硫黄山は、五臓六腑で大地のエネルギーを感じられる場所。ゴーゴーと唸りを上げて至るところの噴気孔から勢いよくガスがほとばしり、その辺りは靴を履いていないと暑くて歩けない。 噴煙に包み込まれて呼吸困難になりそうだし目にもしみる…ガスを吸い過ぎたのか多少頭痛を覚える。
あまり噴気孔の近くにはいかない方がいい…
月並みな表現だが、言わば「大地の叫び」か「地球の鼓動」か。

隣の川湯温泉は、一連の旅館やホテル群が廃墟と化しており、さびれた温泉だ。その軒数から当時の賑わいようが想像できる。
営業してるホテルなんてあるのかと街中を巡っていると、「ゆ」と書かれた看板が目に留まる。ペンキの文字がかすんでいるが公衆浴場と書いてある。
どうも営業しているようだ。ゑ?温泉に入れんの?ありがて〜!昨日は道の駅摩周温泉にだまされて風呂に入ってないから、ほんっとありがて〜!

番頭のおばあさんに250円をはらって風呂場に行くと、中は強烈な温泉臭。やっぱ温泉はこーでなくちゃね♫♪
あっチーーっ!!
とっても熱くて入れない…
なんとか気合を入れて首まで浸かってみるものの、手と足の指が痺れて長く入れない。電気でも流してるんじゃないかって感じで妙な痛みすら覚える。
酸が強烈なんだと思う。舐めたらめっちゃ酸っかいし。
こんなに酸性強くてポコチンに変な影響でたりしないだろうか。

ひとまず、川湯温泉の次駅の緑まで移動し、ここから斜里川を釣り上がる。
様子見で、適当に見つけた橋の上からフライを投げてみると、なんとまぁ良型のオショロとヤマメがバンバン釣れる。面白くなっちゃって、橋の上で1時間くらい遊ばせてもらった。
その後は簡単に川に降りられそうな場所を探しながら、上流へ移動。
どこに入渓してもヤマメやオショロコマがたくさん釣れた。

【『斜里川』でのワンシーン】
最終的には林道の行き止まりにある「男鹿の滝」まで詰めた。下流では「母なる川」なんて形容できるほど大きく優しい趣が、 ここまで来ると水源間近と感じさせるほどに荒々しく先細り、山岳渓流の趣を見せるようになるのだが、それでもヤマメが釣れた。

夕方、斜里に移動し晩メシを食える店を探すが、駅前に2軒見つけただけで、他には見当たらなかった。 だったら隣の網走まで移動した方が好きなもの選べると思い、急遽網走へ向けて移動。

今日の走行距離は410キロ。
釣りしながら稼いだ距離なので身体にくる…
疲れた……

網走の道の駅て車中泊。

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