6時半起床。
デッキに出ると一面濃霧。
現在地は岩手県宮古の沖合い。まだ北海道とは距離があるけれども、何となくまた今年も北海道釣行は雨スタートか？などと嫌な予感。
今朝デッキに出て携帯の電波が拾えた事で、禁断症状が解けたようでホッとする。普段意識することの無いネット依存の重症度が、こういう状況で表面化するのだなぁ。
ビールを飲もうか、それとも先に風呂に入ってシャッキリしようか、眠たい目をこすりこすりボーッと沖を眺めていると、凪の海に散発的なライズを発見。
すかさずスマホを海面に向かって構える。マグロだろうか…
どうやらイルカが並泳しているようだ。 定刻、苫小牧港着。
これまで北海道上陸の時は決まって雨ばかりだったのに、今年は珍しく晴れている事がどことなく新鮮だった。
強いこだわりがあったわけでは無いけれど、今回の釣行はなんとなく猿留川（さるるがわ）辺りからスタートしたい思いがあったので、迷うこと無く一路えりもへ向けて移動を開始。

18時半、おおよそ5時間ほどでえりも着。
去年のノリなら速攻で寿司やに入り、朝まではしご酒となるところだが今年は行かない。絶対やらない。
コロナ禍の今は、おとなしくこのまま車中泊なり。