北海道行き当たりばっ旅 2021夏
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7月7日(14日目)
【猿払村道エサヌカ線】
今日も雨スタート。
自分は車中泊だから天候の影響はないけど、テント泊の人たちは、雨降る中でキャンプ道具を片付けるのが大変そうだ。
その昔、キャンプ道具を積んだバイクにまたがって、全国各地を巡った時を思い出す。あの頃は身体から湧き上がるような有り余るパワーがあって、多少の雨風など苦とも思わなかった。 見方を変えれば無鉄砲みたいな表現も出来るわけだけど、でもこれって若い人にしか持ち合わせてない特権だよなぁ。
どジャぶりの中で、どこか動きに芯が通っていてキビキビと片付けをしている彼らの姿を見ていると、昔懐かしく羨ましいと感じる。
早朝6時半。なんだかセンチな思いに浸りながら、ビールをかっくらってもうひとねむり。

ここ浜頓別(はまとんべつ)のキャンプ場には、利用客用にフリーWi-Fiが提供されていて、手元のモバイル機器に「hamatonbetuonsenwing-a」とか「hamatonbetuonsenwing-g」等とスポット名が表示される。 ってかさ、チェックアウト直前に気付くなよ。オレ。
他にも「hamatinbetuonsenwing-a」なんてのもある。"はまちんべつ" って…

浜頓別の町を出てすぐに国道238号から右折し村道に入ると、この道路が「猿払村道エサヌカ線」。
なんっっっっっっにもさえぎる物が無い原野を、ひたすら真っすぐ地平線の彼方へ突き抜ける道。 その様は圧巻で、これまでいろんなCMに起用された道としても知られている。

【エサヌカ線道路脇のハマナスの花】
猿払村道エサヌカ線を抜けると、すぐに猿払川に到着する。
クルマを降りて猿払川を眺める。2年ぶりの光景だ。
身体に染み込む風が冷たくて、シャツの上から更にトレーナーを着込む。日本最北の村「猿払」は7月であってもこれくらいの格好がちょうどいい。
何度見ても猿払川の雰囲気は日本とは思えない。

【猿払川】
でも猿払川では釣りはしない。どーせ釣れねーよ…泥だらけになるのだってイヤだし。

【猿払川のほとり】
側道にクルマを停めて大休止。
ありあわせのもので味噌汁を作って、ビールをかっくらう。
せっかく遠路はるばる猿払まで来たのだ。大物を釣る夢を見なければ。
で、寝る。
で、目覚めたのは16時なりね。

17時過ぎ、稚内着。
寒くてたまらない。車の外気温は13度。風が吹いているせいでもっと寒く感じる。
ノシャップ岬の先にある温泉「稚内温泉童夢」で体を温めた後、森林公園キャンプ場へ移動。
このキャンプ上は高台にあり、稚内の街がきれいに見渡せる場所。しかも無料で利用できる環境でありながら、隅々まできれいに整備され、ゴミの回収場も備えられている事に感動する。
霧雨が舞う中、手早く晩メシと言うか酒のつまみを作り、車内にすべり込む。
織り姫も彦星もみえねーよ…
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